大学受験×慶応×テキスト(=問題集)

自身の経験を踏まえ、慶應義塾大学志望者におすすめしたい参考書・問題集を挙げてみました。英語はレベルが高めの問題集が多いので、それらはある程度勉強が進んでから使っていただければと思います。レベルとコメントを元に参考にしてみてください。

1英語

① 基礎英文問題精講
おすすめ度★★★★★★
レベル 初級~中級

長文を自力で読むのが難しい英語初級者は、解説のついていない状態の素の英文を読む機会がなかなかなく、演習量を確保しづらい。そこで、私はまず英文解釈の参考書をこなすことをおすすめしたい。英語が苦手な初級者は、まず構文の知識が少なく、英文の正しい読み方を理解していない場合が多い。そこで英文解釈の参考書をこなすことで、これらの点を補い、同時に演習量を確保することができるはず。この参考書は文章こそ古いものの、英文解釈の学習に格好の良文が収録されており、数も申し分ない。ある程度勉強が進んでから(偏差値70弱)も音読教材や基礎事項の確認として使えるため非常におすすめ。

② やっておきたい英語長文500
おすすめ度★★★☆☆☆
レベル 中級

非常に有名な定番長文問題集。おすすめではないが、定番ゆえに紹介しておく。この問題集は、中級レベルの長文問題の演習量確保としてはよいが、問題点が数点ある。
まず、構文の解説がないこと。500wordsという、英語中級者が取り組む長文問題集として、文章の構造解説がほぼないのは不親切だと思う。構造解説復習段階で、疑問点が解消できなかったり、文構造を取り違えていることに気付けなかったりするため、実力アップどころか、間違った読み方が定着してしまう可能性すらある。
次に、音声CDがないこと。発音や英文の音読の仕方が定着していない中級者が、音声CDなしに音読を繰り返しても、得られるものは多くない。このレベルでは、CDありの学習が強く推奨される段階であるため、この参考書はその点でも欠点がある。
最後に、問題が適切でない点が挙げられる。ピックアップされている文章自体はよいものが多いものの、現代の英語の受験問題の現状にそぐわない、時代遅れと言わざるを得ない問題ばかりだ。
ここまで、問題点ばかりを挙げてきたが、長文の問題集は、全体としてあまり良くないものが多く、初期段階の長文演習に関しては、当記事に載せたような選りすぐりの問題集を使うか、予備校を利用して学習を進めていくことを強く勧める。

③ 英文読解の透視図
おすすめ度★★★★★★
レベル 中上級~上級

私が一番おすすめしている英文解釈の参考書。
受験1ヶ月半前になり、そこまで急速に伸びてきた英語が停滞してきた時期に取り組んだ参考書。この参考書を終えて、英語力が格段に上がったと自信を持って言える。
この参考書の良いところは、全ての文章(1文毎)に、一貫した誤魔化しのない解説が徹底的になされている点。Amazonで本書のレビューを読むと、「英語の本質に触れられる」というものがあるが、まさにその通りである。

④ TopGrade 難関大突破 英語長文問題精選
おすすめ度★★★★★☆
レベル 中上級~上級

長文問題集。レベルは高めの問題集だが、良問揃いであり、解説が豊富なのがよい。「テキストの河合」と言われる河合塾の『早慶大英語』の講義で実際に使われている文章が数多く収録されており、力がつくものばかりである。レベルは少し高めだが、おすすめしたい。

⑤ 早稲田の英語(難関校過去問シリーズ)
おすすめ度★★★★★☆
レベル 中~上級

長文読解の演習量の確保に最適な問題集。「慶應の英語(難関校過去問シリーズ)」と比べ、癖のない正統派の長文問題が数多く収録されているのが特徴。過去問(赤本)との違いとして、こちらは一問毎に丁寧な解説がなされており、パラグラフ要旨が載っている点、時間に合わせて数問の良問を解くことができる点が挙げられる。長文読解の実力が合格レベルに達していない状態では、解説の淡白な過去問題集をむやみにこなしているだけでは無意味であり、こういった問題集をこなしていくべきだと思う。
収録されている長文や他の問題は練習として最適なものであり、マーチレベルの問題で8割程度とれるようになり、慶應や早稲田レベルの長文問題に挑み始める受験生にとって、非常によい問題集だと思う。慶應義塾大学の受験生にも、まずこちらを勧めたい。慶應義塾大学の英語に関しては、各々過去問で解けばよい。

⑥ 慶應の英語(難関校過去問シリーズ)
おすすめ度★★★★☆☆
レベル 中~上級

「早稲田の英語(難関校過去問シリーズ)」と比べて癖がある問題が多く、実力アップという意味では劣る。時間があったらやってもいい。

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